釈長明火定の地

釈長明火定の地

平安時代、戸隠山の住像で法華経信者だった釈長明の「火定」の跡が公明院の一角にあります。長明は永保年間(1081~84)、25歳から無言のまま横にもならずに行を続け、最後は生きながらに身を焼き、兜率天に登る火定を行いました。

火定とは生きながらに身を焼き、弥勒菩薩が修行しているとされる兜率天へ登ることが、一般には生きながら死ぬことで即身仏となり衆生救済をします。
他にも土定・水定もあります。