川端康成文学碑
現在の吉田分校の校庭の上あたりに川端康成の文学碑があります。
昭和11・12年に戸隠を訪れた川端康成は戦地の兄を思う戸隠の巫女を中心に「牧歌」を書いています。その一節をとって文学碑として建ててあります。
戸隠には古都のように 美しい子供がいる
その典雅清麗の面差の子は 礼儀正しく
山は厳しく水清く 少女の髪は黒く 少年の唇は赤く
お宮かお寺じみた家は 柱が太く屋根の萱が厚い