法華多宝塔


宝永2年(1705)に建てられた法華多宝塔です。
多宝塔はお釈迦様が法華経を説いているときに地中から飛び出したという巨大な七宝の塔に由来します。

この塔の六面には「法華多宝塔」と、多宝如来がお釈迦様に呼び掛けたという言葉
「善哉 善哉 釈迦牟尼」「世尊能以 平等大慧」「教菩薩法 佛所護念」「妙法華経 為大衆説」が刻まれています。

法華多宝塔は寺であった時代の遺物であるため、神仏分離の時にどこかに隠され、後に参道脇に据えられたのではないかと考えられています。
そのせいかこの多宝塔は首部がはっきりせず、軸部が六角形で相輪も不明確。一部が欠けたり別のものを組み立てたりしているのかもしれません。