住所 | 〒381-4101 長野県長野市戸隠宝光社2169 |
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連絡先 | TEL 026-254-2035 FAX 026-254-2035 |
お問い合わせ方法 | 御宿泊・御会食等に関しての詳細は、直接各旅館・宿坊にお電話にて、お問い合わせください。 |
旧坊名 | 忍辱坊 |
旧院名 | 妙観院 |
聚長 | 京極興一 |
当館は近世においては、当初に忍辱(にんにく)坊、中期から妙観院を名乗りました。奥院衆徒の一員として、通年奥院の坊舎に居住しておりましたが、中期以降は、宝光院の里坊に冬期間だけ居住することが許されました。
その後、明治元年の神仏分離政策により、奥院の坊舎は取り壊され、現在は礎石のみを残しています。また、僧籍離脱・還俗により妙観院も京極と改名、宝光社の旧里坊にそのまま居住して、現在に至っています。
現在の家屋は、江戸時代後期に建てられた妙観院の里坊屋敷であり、当時の面影を今日に残しています。また、遺品の類の閲覧は、戸隠信仰の歴史に触れ、懐かしむよすがとなることでしょう。 戸隠の豊かな自然と歴史を楽しむ旅に、ふさわしい宿坊でありたいと願っています。
山坊すずし 古屏風画中 真紅の日 中村草田男 (昭和38年 滞在時の句)
神殿は神仏習合時代の伝統を継承しています。奉納された神馬など、信仰の歴史を物語る遺物も往時のままに安置しております。また、明治初期の廃仏毀釈以後には静かに歴史を見守ってこられた木造聖観音座像のお姿も、ご希望によりご覧いただけます。