成瀬旅館

　歴史のおもむきが漂う木造建築の館内でゆっくりおくつろぎください。御神殿をはじめ各所に残る神仏混合当時の面影は、戸隠観光の見どころのひとつでもあります。各室は快適にお過ごしいただけるよう現代様式の日本間に改装され、講中の皆様に大変喜ばれております。

　当院は、古くは旧奥院の衆徒として奥社に位置していました。永禄2年、武田・上杉の攻防の際、戦火を逃れて北小川（現小川村）の筏ヶ峰に避難。戦火の収まった30有余年後、里坊である現在地に帰山を果たして、今に至っています。

　成瀬旅館に祀られている御神殿です。

　信仰のふるさと、戸隠。修験道から神仏混合の時代を経て現代に到る歴史を「神代の館」として展示（拝観料300円）。コピー・レプリカが多いとはいえ、興味深い展示品とわかりやすい説明にご好評をいただいております。
式年大祭期間中はご宿泊のお客さまと展示ルームを拝観しながら語り合うミーティングを開催の予定です。